綴水社より「『庭一ひとすじ』の人(森蘊先生の思い出)」の出版
明日香会員も執筆 2022年11月 刊行
槐の会著、エマニュエルマレスさん編集による「『庭一ひとすじ』の人(森蘊:もりおさむ:先生の思い出)」が2022年11月に京都の出版社綴水社より刊行されました。この会は、昭和28年、奈良文化財研究所の庭園研究者として赴任されていた森蘊先生が日吉館に下宿しておられた頃、
女将さんから紹介された奈良女の学生とのお付き合いから始まったそうです。昭和32年、先生が非常勤として半年間、奈良女子大で「日本美術史」の講座をもたれたことで、更にメンバーが広がりました。
後に「槐の会」と名付けられ、先生の引率で庭園巡りに出かけたり、
ご自宅でお誕生日会を開いたり、卒業後も交流が続きました。
21名の会員中6名が地理出身で、
坂本歌子(S29)・中島悦子(S34)・安田順恵(S34)諸姉の文が掲載されています。
日吉館で最初に森先生と出会ったのは、S29年卒の喜多朝子さんと湯浅夏子さんです。2021年8月7日から9月12日まで、平城宮跡資料館で開催された「奈良を測るー森蘊(もり おさむ)の庭園研究と作庭ー」展があり、造園研究者のエマニュエル・マレス氏の編集でこの書籍の出版が計画されたそうです。
この本の詳しい説明は、https://www.mori-osamu.com/ からダウンロードできます。
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